卵巣嚢腫とは
広島市のフジハラレディースクリニックでは、卵巣嚢腫の診断・治療に対応しています。卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)とは、卵巣に液体や脂肪などがたまった袋状の腫瘤ができる病気です。多くは良性で、若い年代から閉経前後まで幅広い年齢層にみられます。初期には自覚症状が少なく、健康診断や婦人科検診、他の症状の検査中に偶然見つかることも少なくありません。腫瘍が大きくなると、周囲の臓器を圧迫し、さまざまな症状が現れることがあります。
卵巣嚢腫の原因
卵巣嚢腫の原因は種類によって異なります。排卵に関連して起こる「機能性嚢胞」はホルモンバランスの影響で生じ、一時的に自然消失することもあります。一方、子宮内膜症が関与する「チョコレート嚢胞」や、皮膚や脂肪成分を含む「成熟奇形腫ी腫」などは、自然に消えることは少なく、経過観察や治療が必要となる場合があります。
卵巣嚢腫の症状
小さいうちは無症状のことが多いですが、嚢腫が大きくなると下腹部の張りや違和感、下腹部痛、腰痛、頻尿、便秘などの症状が現れることがあります。また、月経痛の悪化や経血量の増加を伴う場合もあります。まれに、嚢腫がねじれる「卵巣捻転」や破裂を起こすと、突然の強い腹痛を生じ、緊急対応が必要となります。
当院で行う治療
当院では、超音波検査などを用いて嚢腫の大きさや性状を確認し、良性が疑われる場合は定期的な経過観察を行います。症状が強い場合や嚢腫が大きい場合、悪性の可能性が否定できない場合には、専門医療機関と連携し、適切な治療や手術をご案内します。患者さまの年齢や症状、将来の妊娠希望なども考慮し、一人ひとりに合った方針をご提案します。
