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更年期外来

更年期外来

更年期外来 広島市のフジハラレディースクリニックでは、更年期外来を設けています。女性の生き方や働き方が多様化する中で、更年期の過ごし方や治療に対する考え方も大きく変化しています。これまで更年期障害の治療はおおむね60歳頃までとされてきましたが、近年では閉経後も心身の調子を整える目的で、女性ホルモンの低下に対するケアを継続したいと希望される方が増えています。
閉経を迎えると、骨粗鬆症や高血圧、脂質異常症、動脈硬化といった生活習慣病のリスクが高まるほか、腟や皮膚などの粘膜の乾燥・老化による不調が現れやすくなります。こうした変化を予防・軽減する選択肢の一つとして、女性ホルモン補充療法(HRT)が検討されることもあります。
当院では、お一人おひとりの症状やライフスタイル、治療に対するお気持ちを丁寧に伺いながら、無理のない治療をご提案しています。ホルモン補充療法は内服薬に加え、貼付剤やジェル製剤など複数の方法があり、漢方薬やサプリメントを併用することも可能です。更年期からその先の人生まで、女性が自分らしく快適に過ごせるよう、幅広いお悩みに対応しています。どうぞお気軽にご相談ください。

更年期障害とは

更年期障害とは、閉経前後の時期に女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に低下することで、心身にさまざまな不調が現れる状態をいいます。一般的には45~55歳頃にあたる時期が更年期とされますが、症状の出方や程度には大きな個人差があります。ホルモンバランスの変化に加え、仕事や家庭環境、ストレスなどが影響し、不調が強く出ることも少なくありません。「年齢のせい」と我慢せず、日常生活に支障が出ている場合は治療の対象となります。

更年期にみられる主な症状

更年期の症状は多岐にわたり、身体的なものと精神的なものの両方がみられます。
代表的な症状として、ほてりや発汗、動悸、冷え、めまい、頭痛、肩こり、関節痛などがあります。また、疲れやすい、眠れない、途中で目が覚めるといった睡眠の問題もよくみられます。
精神面では、イライラ、不安感、気分の落ち込み、意欲の低下などが起こることがあります。これらの症状が複数重なり、日常生活の質を下げてしまうことが更年期障害の特徴です。

当院の更年期外来の特徴

当院の更年期外来では、更年期特有の多様な症状を「年齢のせい」と片付けず、お一人おひとりの体調や生活背景に寄り添った診療を行っています。症状の現れ方やつらさは個人差が大きいため、丁寧な問診と必要な検査を行い、現在の状態を正しく把握したうえで治療方針をご提案します。
治療は、女性ホルモン補充療法(HRT)を中心に、内服薬・貼付薬・ジェル製剤など複数の選択肢をご用意し、体質やライフスタイルに合わせて無理のない方法を選択できます。また、ホルモン療法に不安のある方には、漢方治療や生活指導(食事、運動など)なども組み合わせ、総合的にサポートします。

更年期外来の対象となる症状・疾患

更年期外来では、女性ホルモンの変化に伴って現れるさまざまな不調や疾患を幅広く診療しています。症状は身体的なものだけでなく、精神面や生活の質に影響するものまで多岐にわたります。

主な症状

  • ほてり、のぼせ、発汗(ホットフラッシュ)
  • 動悸、息切れ、めまい
  • 頭痛、肩こり、関節痛、腰痛
  • 疲れやすい、倦怠感
  • 不眠、寝つきの悪さ、途中で目が覚める
  • イライラ、不安感、気分の落ち込み、集中力低下
  • 気力の低下、やる気が出ない

婦人科領域の症状・疾患

  • 月経不順、無月経、月経量の変化
  • 不正出血
  • 腟の乾燥、性交時痛、違和感
  • 尿もれ、頻尿、排尿時の不快感

更年期以降に注意したい疾患

  • 骨粗鬆症
  • 脂質異常症
  • 高血圧
  • 動脈硬化
  • 生活習慣病の悪化

これらの症状がすべて更年期によるものとは限りませんが、早めに評価することで適切な治療や対策につながります。「年齢のせい」「我慢するしかない」と思わず、気になる症状があればお気軽にご相談ください。

更年期外来で行う検査

更年期外来では、症状の原因が更年期によるものか、他の病気が隠れていないかを確認するために検査を行います。問診では症状の内容や生活状況を詳しく伺い、必要に応じて血液検査で女性ホルモンの状態や甲状腺機能、貧血の有無などを確認します。また、子宮や卵巣の病気を除外するために内診や経腟超音波検査を行うこともあります。これらの結果を総合的に判断し、最適な治療方針を決定します。

更年期障害の治療法

更年期障害の治療は、症状の強さや患者さまのご希望に合わせて選択します。
代表的な治療法は女性ホルモン補充療法(HRT)で、不足したホルモンを補うことで、ほてりや発汗、気分の不調などの改善が期待できます。内服薬のほか、貼付剤やジェル剤など複数の剤形があります。ホルモン治療に抵抗がある方や体質に合わない場合には、漢方薬による治療や生活習慣の見直しを行うこともあります。当院では無理のない治療を心がけ、長く安心して続けられる方法をご提案しています。

この記事の執筆者

理事長・院長 牧尉太

資格

  • 医師免許取得(第495525号)
  • 日本産科婦人科学会認定専門医指導医
  • 日本周産期・新生児学会 周産期(母体・胎児)専門医指導医
  • 日本女性医学学会認定女性ヘルスケア専門医指導医
  • 医学博士(医学)(岡山大学 甲第6127号)
  • 厚生労働省臨床研修指導医
  • 女性心身医学会認定医
  • 厚生労働省指定オンライン診療研修修了
  • ALSO-Japan指定認定インストラクター(ディレクター)
  • J-CMELS認定コースディレクター
  • 災害時小児周産期リエゾン
  • 日本DMAT隊員
  • 日本医師会認定産業医

専門分野

  • 周産期医学全般(帝王切開縫合/前置胎盤癒着判断)
  • 女性ヘルスケア(産後ケア, 骨盤臓器脱, 漢方, 更年期など)
  • 産科救急・教育・搬送システム
  • AI/IoT関連
  • 地域創生, 医療DX
  • プロジェクトマネージメント
  • 持続可能性Wellbeing施策

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