Vol.148 春めいた話題 |
2010/03/04 |
3月になりました。隣の熊岡神社さんの紅梅が色鮮やかに咲いていましたが、ここ数日の雨でかなり散ってしまいました。少なくなった梅の花びらを見ていると、春なのに何だかちょっぴりものさびしい感じです。一年のうちでこの時期しか咲いてくれないのに、ゆったりと味わう時間や心の余裕が持てなくてとても残念。来年の再会をまた楽しみに待ちたいと思います。 話かわって、つい最近三遊亭楽太郎さんが六代目三遊亭円楽を襲名されました。私は、先代の円楽さんの落語『たがや』を聴いて、これそっくりにやりたいと思い、高校生の時何回も何回もテープを聴いておぼえて文化祭でやりました。懐かしいです。桂歌丸さんが「頑張って六代目円楽を大看板にしてもらいたい。」と仰っていました。楽しみですね。 少し前に、今年の6月から柳家小三治師匠が日本落語協会会長になられることが内定した、というニュースがありました。ということは、毎年当院で行っている『藤原亭納涼寄席』は、今年から、なな何と落語協会会長をお招きして行われる、ということになり、よりいっそう格調高いものにグレードアップ、ということになりそう?です。と言っても、多分何も変わらず今まで通りだろうと思いますが。ちなみに今年は9月4日土曜日午後の予定です。 春めいた話題として、今日は、梅、落語。そのうち野球の話でもしましょうかね。では今日はこのへんで。 |
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Vol.147 心で感じて |
2010/02/25 |
「院長のひとり言、よく読んでますよ〜。」というお声をよく聞きます。有難うございます。今日もよろしくおつきあい下さいませ。このコーナーは、休診日である木曜日に更新することが多いのですが、実は今日は私の誕生日であります。45歳になりました。あっという間だったなあ、とか、もう人生の半分は生きたのかなあ、とか、この先どうなっていくんだろう、とかいろいろ思います。あとで母に「45年前産んでくれてありがとう。」と言うつもりです。 さて、最近私は、出産される妊婦さんに時々こうお話することがあります。「頭で考えるお産じゃなくて、心で感じるお産をしよう。」と。これは、出産の時の陣痛を、痛い、怖い、辛い、イヤだ、もっと言えば、何でこんな痛くて辛い体験をしなければいけないんだ、と頭でとらえて考えるのではなく、広い宇宙の中で出産するようなイメージで、陣痛という痛みがあることさえも幸せに感じ、赤ちゃんと一緒に乗り切り、新しいエネルギーを生み出そう、というようなものです。まあこんなに詳しく今まで言ったことはなく、サラッとしかお話していませんが。 宇宙の中で、というイメージが難しければ、例えば、瞑想しながら自分が海の中の水であったり、高原の中の空気であったり、その中で赤ちゃんが泉が湧き出るかのように生まれていく、というふうにイメージすることができれば、ものすごく幸せに満ち足りたお産になり、結果的にもお産はもっと楽な体験になると思います。それが究極の自然出産かなと思ったりしています。言うは易し、ですが。ニュアンス皆さんに伝わりますかねえ。 これからも皆さんに、本当の意味での‘いいお産’を経験してもらうために、頑張って伝えていきたいと思います。 |
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Vol.146 大先生のひとり言 |
2010/02/18 |
私の父も産婦人科医であり、時々クリニックにも登場しております。外来での診察はしておりませんが、私がやっているのを時々覗きに来たり、帝王切開の手術は一緒にやったりしています。職員の間では、‘大(おお)先生’と呼ばれています。 先日、骨盤位(さかごのことです)で経腟分娩された方がおられました。その方は、ニコニコしながらものすごく落ち着いて陣痛を乗り切り、無事に元気な赤ちゃんをご出産されました。私だけでなく、大先生もその分娩に立ち会いました。父は、若い頃は骨盤位経腟分娩の名手だったそうです。 その晩、大先生のところへ行ってみると、お酒をちびちびやりながら(←トシなのであんまり飲むなと言っているのですが、欠かせないようです。。)「なんかいい気分なんだよね〜」と言うのです。「骨盤位の経腟分娩を初めて見た訳でもないし、お前(←私のことです)がやる骨盤位分娩を初めて見た訳でもない。跳び上がるほどの感激という訳でもないんだけど、なんだか心地良い気分なんだ。」と。 私は、父に向かって「出産したお母さんが落ち着いてやってくれたから、その幸せなエネルギーをもらったんだよ。だから心地良いんだよ。」と話しました。父は、静かに笑っていました。 私は「お母さんが落ち着いてお産すれば、お母さんも赤ちゃんも家族の方々も、皆安心できるし、幸せなのです。」とよくお話しています。前回の『ひとり言』にも書いたように、私たち産科に関わる医療者も、お母さんや赤ちゃんから幸せなエネルギーやパワーをいただいています。 あらためて、お産ってすごい!ですね。いつも皆さんありがとうございます。 |
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Vol.145 今ドキのお産 |
2010/02/11 |
昨日の早朝から今朝までの間に5人の赤ちゃんが生まれました。幸せなエネルギーの交換ができて、大変嬉しく感じています。有難うございました。 先日『エチカの鏡』というテレビ番組で、『今ドキのお産スペシャル』というのをやっていました。ご覧になられた方もいらっしゃると思います。その中では、愛知県の『お産の家』と呼ばれる吉村医院が取り上げられていました。吉村医院の吉村正先生は、現在77歳。自然なお産を推奨しておられる有名な先生です。吉村先生は、「自然で良いお産をするためには、パクパクゴロゴロビクビクは駄目よ」と仰っておられ、これは、「食べ過ぎ、運動不足、不安があっては、いいお産になりませんよ」というものです。 これは、当院のパンフレットにも書いている‘心と体が大切’ということにかなり近い考えです。私が妊婦健診の際、妊娠中の体重管理は8kgまでを目指しましょう、と言っているのは、実は、元々は、吉村先生の著書から参考にさせていただいているものなのです。吉村先生のされているのと全く同じようにはできませんが、妊娠出産に対する考え方や精神の方向性は、私自身学ばせていただいているつもりです。 他にも、松戸市の病院のソフロロジー式出産の実際のVTRが流れていましたね。落ち着いて穏やかに笑顔のまま出産される妊婦さんの光景を見て、イメージしやすく思えたり安心できた方もおられたと思います。中には、ご自分の出産を思い出して、涙した方もおられるかもしれません。 吉村先生は番組の中で「親が子を愛すること、子が親を愛すること、は美しい」と仰っていました。陣痛は痛く苦しく感じてしまうものですが、大きな愛や幸せを感じていれば、陣痛は小さなものに思えてきます。私も、皆さんに愛や幸せを伝えていけたら、と思っています。 |
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Vol.144 あったかいおもてなし |
2010/02/04 |
2月になりました。当院が開院してから昨日までの間に、当院だけで2回出産された方は、71名いらっしゃいます。先月には、当院だけで3回目の出産をされた方もいました。2回以上お産していただいた方々にも、俗に言う‘リピーター’という呼び名が適当かどうかわかりませんが、平成18年4月に開院して、まだ丸4年経っていないのに、このように多くの方々に何回もご利用いただいて、有難いことだなあ、と実感しています。 そんな中には、広島市外から里帰りされて当院で出産される方もいらっしゃいます。妊娠9か月くらいで外来受診され「フジハラレディースクリニックに帰ってくると、ほっとしますね。」と言われることも多いです。 もう10年以上も前になりますが、以前勤めていた長野県の病院に当直に行った際、病院の近くのお店に立ち寄ると、必ず「先生、お帰りなさい。」とお店の人に迎えていただきました。とてもあったかい気持ちになったのを今でも覚えています。 開院当初より、私は、あたたかい空気が流れる、居心地の良い空間作り、を目指してやってきました。 ‘あったかいおもてなし’と言っても、外来でお茶や鍋焼きうどんが出る訳ではありませんが、そんな心で、これからも皆さんとおつきあいしていけたら、と思っています。どうぞよろしくお願いいたします。 |
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